・そもそもNDD方式とDD方式って何？重要？
NDD方式とDD方式は、どちらもFX業者の注文方式になります。
FX業者を選ぶ際に、業者側から搾取されないためにも、NDD方式かDD方式どちらが採用されているかを知るのは重要ですよ。
XMは、クリーンなNDD方式で運営していますが、口コミでそれは嘘で悪質なDD方式なのではとの噂もあります。
結論として、XMは基本NDD方式の業者として見た方が良いと考えています。
では、DD方式とNDD方式の基本的な解説もあわせて、見ていきましょう。
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XMのNDD方式は嘘？噂の真相
XMはNDD方式を謳っていますが、それは嘘でDD方式も採用しているのではという噂があります。
まず、公式サイトでは、どのように説明されているのか見てみましょう。
高い意識を以て複数のリクイディティ・プロバイダーとのビジネス提携により、XMTradingは変動の激しい市場環境でも、注文を取引可能な最良の市場価格で執行し、お客様に最善を尽くすことを目標といたしております。
引用：https://www.xmtrading.com/jp/execution-policy
リクイディティ・プロバイダー（LP）とは、銀行などの金融機関のことでFX会社はLPから為替レートを仕入れて、トレーダーに手数料を上乗せして提供しています。
次は、XMがNDD方式ではないのではないかと疑われる理由を口コミを交えて、見てみましょう。
XMのNDD方式は嘘なのではと疑われる理由
XMのNDD方式が実は嘘で、DD方式なのではないかと疑われる理由は、以下の３つです。
・ボーナスが豊富だから
・最大レバレッジ１０００倍だから
・ゼロカットを用意してくれてるから
まず、ボーナスが豊富だから、XMのNDD方式は嘘であるとの主張を見ていましょう。
前述のようにFX業者の注文処理方式にはDD方式とNDD方式がありますが、収益面の面ではDD方式の方がNDD方式より圧倒的に高いです。それを踏まえると、豊富なインセンティブを提供している海外FX業者がNDD方式でのみで収益を上げているとは考えにくく、DD方式も取り入れることにより豊富なインセンティブを提供できるに足る収益を上げていると考える方が自然です。
引用：「海外FX業者は呑み行為がない」は大嘘！プロが真実を大暴露
XMでは、１３,０００円の口座開設ボーナス、最大約１０５万円の入金ボーナス、取引ごとにキャッシュバックされる制度など、豊富なボーナスが用意されています。
次は、最大レバレッジ１０００倍だから、XMのNDDがあり得ないとの主張を見てみます。
XMは、最大１０００倍（昔は８８８倍）のレバレッジを提供しています。
レバレッジによって、トレーダーは少ない証拠金で取引できますが、XMが借入コストを負担して市場から調達した資金を顧客に提供している形になります。
その点、XMはトレーダーの証拠金額によって、レバレッジを規制する制度を設けており、上手くリスクコントロールしている可能性はあります。
最後に、ゼロカットがあるから、XMがNDDであるはずがないとの主張があります。
口座残高以上に顧客が損失を抱えてしまった場合、XMがゼロカットで、自社の収益から損失を帳消しにしてくれます。
ただし、XMはトレーダーの証拠金が多ければ多いほどレバレッジを規制するので、その結果口座残高の多い顧客が過剰にリスクをとるのを制御し、できる限りゼロカットを防止しています。
また、そもそもゼロカットは毎回発生するわけではなく、その前に口座残高がある内にロスカットされることの方が多いです。
よって、マイナス残高の顧客数は少ない傾向となり、ゼロカットの負担を抑えれるのではないのでしょうか。
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基本NDD方式と見た方が良いかもしれない
２０１６年からXMを使い続けている筆者の考えとしては、XMは基本NDD方式ではないかと考えています。
つまり、全部の取引がNDD方式ではなく、DD方式も少し取り入れているかもしれないということです。
１、ボーナスの豊富さやゼロカット、ハイレバレッジなど大きなコストが発生するから
２、WikiFXでDD方式が許可されている金融ライセンスを取得しているのが、分かるから
まず一つ目の理由が、先ほどの口コミと同じように、豊富なボーナスやゼロカット、１０００倍のハイレバは、大きなコストがかかるため、薄利多売のNDDではサービスの提供が、結構厳しいのかなと感じます。
なので、収益性の高いDD方式も少しは必要かと思いますね。
そして、二つ目の理由が、WikiFXというFX会社の安全性や金融ライセンスの取得状況を確認できるサイトで、XMがDD方式が可能な金融ライセンスを取得しているのが分かるからです。
画面左側で金融ライセンスの取得状況を全て確認できますが、MMというライセンスはDD方式で営業を許可されていることを意味します。
MMは取得難易度が高く、取得していると、DD方式だけでなくNDD方式のSTP方式も同時に可能になります。
もしXMがNDD方式のみで営業しているのなら、なぜわざわざ取得難易度の高いDD方式もできるMMライセンスを持っているのかと疑問に感じると思います。
このように、XMは基本NDD方式の業者であると見た方が良いのかもしれません。
実際は、XMの内部の人しか分からないですが。
DD方式自体が悪いわけではない
NDD方式はクリーンでDD方式は汚いという単純な印象が根付いていますが、DD方式自体が悪いわけではありません。
DD方式で行われる業者側の不正行為とその業者が悪いのであって、DD方式自体はビジネスモデルの一つに過ぎないのです。
そして、XMはどうなのかというと、DD方式にありがちな不正は、出金拒否等の不正全般含めて発生したことがありませんね。
X（旧Twitter）でのXMの評価もかなり高いので、一度見ておくと良いでしょう。
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XMは過去にDD方式にありがちな不正が発生したことがない
DD方式の悪徳なFX業者だと、以下のような不正行為が行われることがあります。
・レート操作
・約定拒否
・大きなスリッページの発生
どれもやられると、負けやすくなります。
しかし、XMがこのような不正行為をしているのは、見たことがありません。
Twitterや掲示板の生の声でも、XMがこういった不正をしているという口コミは確認できません。
もし、XMがDD方式も一部取り入れてるとしたら、過去の膨大なデータ等を参考に、トレーダーが勝ちやすい相場のときはNDD方式、負けやすいときはDD方式に切り替えて、上手くやってるのかもしれません。
真相はXMの内部の人にしか分かりませんが、DD方式にありがちな不正は確認できません。
XMはDD方式で禁止されがちなスキャルピングを許可している
DD方式の業者では、スキャルピングが禁止されていることがほとんどです。
秒単位で何度も取引されると、業者内のディーラーが顧客の注文をカバー先（提携先の金融機関）に流すか、呑むかの判断ができないからです。
低スプレッド口座のKIWAMI極口座で、スキャルピングEAを使った取引もできますよ。
スプレッドと手数料のみを収入源とするNDD方式は、取引量に応じて儲かるので、何度も取引するスキャルピングを歓迎しています。
そのことから、XMはNDD方式の要素が強いと考えれます。
XMでは勝ちすぎても問題ない
DD方式の悪徳な業者では、トレーダーが勝ちすぎると、何かと理由をつけて利益没収や口座凍結をすることがあります。
DD方式は顧客の損失が利益になるので、顧客にずっと稼がれ続けられると儲けれなくなり、邪魔と感じるからですね。
しかし、XMでは利用規約に違反していない限り、過去に理不尽な利益没収や口座凍結が発生したことがありません。
このようにXMのNDD方式は嘘なのではという噂を検証してみましたが、DD方式にありがちな不正は見られたことがありません。
たとえDD方式を一部採用していたとしても、顧客の信頼を失うようなことはしておらず、NDD方式傾向の強い業者として見ていいでしょう。
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NDD方式とDD方式とは【業者選びの際に重要】
大前提として、我々個人トレーダーは、インターバンク市場に直接アクセスできず取引できません。
我々個人がFXで取引する際は、必ずFX会社を通さないと、インターバンク市場にアクセスできず取引できません。
そして、間に入っているFX会社がトレーダーの注文に対して、どのように振る舞うのかという所が、NDD方式、DD方式に関わってくる所です。
次は、DD方式とNDD方式を具体的に解説していきます。
DD方式とは【やさしく解説】
DD方式（ディーリングデスク）とは、インターバンク市場には直接注文を流さず、一旦FX業者のディーラーが預かる仕組みのことです。
トレーダーから注文を預かったディーラーは、その後インターバンク市場に注文を流すか、流さずに呑むかを決めます。
インターバンク市場に注文を流した場合、わずかな手数料収入がある一方で、注文を呑んだ場合、顧客の損失が丸々利益になります。
DD方式自体の仕組みが悪いわけではありませんが、このように利益相反関係になっている部分もありますよ。
DD方式はカジノの運営のようなもの
ある男性がカジノで、何の不正や裏技もなく、ほぼ毎回勝ち続けるとします。
最初はたまたまだろうと考えていたカジノ業者が、その男性に勝ち続けられて収入が減って困っているので、次第にその男性をマークし始めます。
そこから、カジノ業者はその男性が遊んでいるゲームに負けるよう操作したりしますが、それでもその男性は勝ち続けてしまいます。
困り果てたカジノ業者は、最終的にその男性を何かと理由をつけて出禁にしてしまいました。
その結果、そのカジノは負け続けるプレイヤーばかりになり、カジノ業者の収入は安定するようになりました。
カジノやFXは顧客が最終的に負ける可能性が高いので、DD方式も儲けれるビジネスモデルになっています。
また、カジノの出禁のように、DD方式の悪徳FX業者だと利益没収や口座凍結をしてくる場合もあり、その点も似ていると言えます。
DD方式のデメリット
DD方式のデメリットは、以下になります。
・レート操作（ストップ狩り）
・約定拒否
・大きなスリッページ
・利益没収・口座凍結
顧客の注文を一旦預かるDD方式では、レート操作をして多くの顧客の損切り注文を発生させることがたまにあります。
また、トレーダーが勝ちそうな注文に対しては約定拒否や大きなスリッページを仕掛けてくることもあり、稼ぎづらくなります。
そして、最悪の場合、普通に勝ち続けているトレーダーに対して、利益没収や出金拒否、口座凍結をしてくることもあります。
このようなDD方式のデメリットは、特に勝ちまくって稼ぎ続けているトレーダーに適応されることがあると言われていますね。
一方XMでは、上記のDD方式にありがちな不正は一切発生していないので、安心できます。
DD方式のメリット
DD方式のメリットは、スプレッドが狭いことになります。
それくらいしかないのではないでしょうか。
DD方式はスプレッドだけでなく、顧客の損失でも大きく稼げるので、スプレッドを０.２pipsなどと異常に狭く提供することが可能です。
このスプレッドの狭さを求めて、注文を呑まれるのを分かってながら、あえてDD方式の業者を選ぶ人もいますよ。
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次は、XMが主に採用しているNDD方式を見ていきましょう。
NDD方式とは【やさしく解説】
NDD方式（ノンディーリングデスク）とは、ディーラーを排除し、顧客の注文を直接インターバンク市場に流す仕組みのことです。
DD方式のようにディーラーに注文が預けられることはないため、何をされているか分からないという不安がなく、非常に透明性が高いです。
世界的に見ても、透明性の高いNDD方式のFX業者の方が、圧倒的に人気がありますよ。
XMもこのNDD方式を採用しています。
NDDはさらにSTP方式とECN方式に分類される
NDD方式は、さらにSTP方式とECN方式に分けられます。
| STP方式 | ECN方式 | |
|---|---|---|
| スプレッド | 広い | 狭い |
| 取引手数料 | なし | あり |
| レバレッジ | 高い | 低い |
| 透明性 | 高い | さらに高い |
| 約定力 | 小lotに強い | 大lotに強い |
| 板情報 | なし | あり |
| 対象トレーダー | 初心者向け | プロ向け |
上記の比較のように、同じNDD方式でもSTP方式とECN方式には、違いがあります。
また、ECN方式のスプレッドは狭いですが、別途取引手数料が発生するため、STP方式とコストはあまり変わらないことになります。
XMでは、スタンダード口座、マイクロ口座、KIWAMI極口座がSTP方式、ゼロ口座がECN方式になっていますよ。
NDD方式のデメリット
NDD方式の唯一あげれるデメリットは、スプレッドの広さになります。
顧客の負けトレードからも稼いでいるDD方式と違って、NDD方式はインターバンク市場から調達した為替レートにスプレッドを上乗せして稼ぐだけのビジネスモデルになります。
よって、業者が利益を上げるために、スプレッドを広くせざるを得ません。
KIWAMI極口座のこの記事では書き切れない凄さについては、下記の記事をご覧ください。
NDD方式のメリット
NDD方式のメリットは、以下になります。
・透明性が高い
・約定力が高い
NDD方式は、トレーダーとインターバンク市場の間にディーラーが存在せず、全てコンピューターによって注文をそのまま市場に流すだけなので、透明性がかなり高いです。
また、NDD方式を採用することで、約定力が高くなる傾向があります。
例えば、XMの約定率は９９.８０％と業界トップクラスに高く、自分の注文価格とズレて取引が成立すること（スリッページ）が、滅多にないことになります。
ここだと思ったときにしっかり注文が通ってくれると、その分損失が発生しづらくなりますよね。
この記事では書き切れないXMのスリッページや約定力については、下記の記事をご覧いただければと思います。
このように、非常に上手くNDD方式を採用しているXMは、トレードで稼いでいくための基本的な土台がしっかりしていることになります。
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まとめ
今回は、XMのNDD方式が嘘との噂の真相、業者選びで重要なNDD方式とDD方式とは一体何かを解説させていただきました。
・XMのNDD方式が嘘との噂は憶測でしかない
・しかし、XMはDD方式を許可するMMライセンスも所持している
・ただし、DD方式にありがちな不正が発生したことがない
・よって、基本NDD方式の業者と見て良いだろう
・DD方式はスプレッドが狭い代わりに、顧客を負かすようなことをすることもある
・NDD方式はスプレッドが広い代わりに、透明性が非常に高く約定力が高い
・そのNDD方式でも、XMは最高水準のサービスを提供している
ということが、お分かりになっていただけたかと思います。
DD方式の業者では、特に大勝ちしているトレーダーに対して、レート操作や約定拒否、利益没収や口座凍結などの不正を働くことがあると言われています。
DD方式の国内FX業者や低スプレッドの海外FX業者でこういった声が多く、注意が必要です。
一方で、XMはDD方式をわずかに採用しているとの噂はありますが、真相はXMの内部の人しか分かりません。
また、約定力や業者の信頼性が半端なく高いと感じています！
X（旧Twitter）でのXMの評価も非常に高いですね。
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