・XMのロールオーバーってどんなもの？時間は？
・XMで原油のロールオーバーはどうなるの？
XM公式サイトでオーバーナイトポジションやロールオーバーについての説明をご覧になりたい方は、こちら（https://www.xmtrading.com/jp/overnight-positions）より。
ロールオーバーに関しては、FX会社ごとに若干の違いがあり、XMを利用する際には知っておいたほうがお得です。
なぜなら、スワップポイントという金利収入に直結してくる内容で、XMでさらに賢く稼いだり、無駄な損失を避けたりできるからですね。
そして、原油はロールオーバーされませんが、注意点はあります。
では、早速具体的に見ていきましょう。
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目次
XM（XMTrading）でのオーバーナイトポジションとは
そもそも、オーバーナイトポジションとは、当日中に決済せず翌日以降に持ち越されたポジションのことを言い、未決済ポジションという認識で差し支えありません。
オーバーナイトポジションを保有することで、営業日をまたぐごとにスワップポイントが、保有しているオーバーナイトポジションに対して自動的に付与または差し引かれたりします。
スワップポイントとは、各国の金利差によって生じる金利収入のことです。
上手く活用すれば、外貨預金の一年分の利息を１日で得ることも可能です。
XMが日々どのくらいのスワップポイントを付与しているかは、下記の記事をご覧ください。
そして、FX会社ごとにオーバーナイトポジションに対して若干違いがあります。
XMでは、GMT２２時がオーバーナイトポジションの判定時間になり（詳しい時間についてはこちら）、スワップ金利からXMの手数料が差し引かれることになります。
XM（XMTrading）でのロールオーバーとは
ロールオーバーとは、オーバーナイトポジション（未決済ポジション）を営業日をまたぐごとに一旦決済して再び同じポジションを持ち直し、あなた自身で決済するまで持ち越せるようにする処理のことを言います。
実は、FXで持ったポジションは、あなたの意志に関わらず、２営業日後に決済しなければならないというルールがあります。
例えば、USDJPYのポジションを買い（ロング）で持ったとしますと、日本円でドルを交換するつもりなので、２営業日後に決済してドルを受け取らなければいけません。
しかし、XMのFXは証拠金取引なので、実際には２営業日後に強制的に決済され終了させられるということはありません。
そこで、XMはロールオーバーの仕組みを使い、営業日をまたぐごとに一旦決済して再び同じポジションを持ち直して、あなたが自分の意志で決済するまでポジションを持てるようにしています。
そして、ロールオーバーの際に、スワップポイントがオーバーナイトポジションに対して自動で付与または差し引かれます。
例えば、ドルは日本円より高金利なので（※２０２２年８月時点）、XMでUSDJPYをロング（買い）でポジションを持つと、営業日をまたぐごとにスワップポイントが付与されます。
逆に、USDJPYをショート（売り）でポジションを持つと、スワップポイント分がポジションから差し引かれてしまいます。
下記のXM公式サイトのオールインワン計算機では、２０２２年８月時点でUSDJPYを１ロット保有すると、
ロングポジション→５７５円
ショートポジション→ー１,３６５円
のスワップポイントが発生しています。
また、XMがロールオーバーの処理をするので、XMの手数料がスワップポイントから差し引かれます。（※上記の画像のスワップポイントはすでに手数料が差し引かれています）
つまり、XMでのロールオーバーは、発生するスワップポイントからXMの手数料が差し引かれているということですね。
スワップポイントから手数料が差し引かれるという仕組みは、XMに限らずどこのFX業者でもありますが、バラツキはあります。
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XM（XMTrading）のロールオーバーの時間はいつ？
XMでのロールオーバーの時間は、GMT２２時です。
日本時間に置き換えますと、下記のとおりになります。
| 冬時間（１１月第１日曜日から） | 午前７時 |
| 夏時間（３月第２日曜日から） | 午前６時 |
つまり、日本時間の午前７時（６時）までにポジションを持って営業日をまたぐと、ロールオーバーされ、スワップポイントが発生するということですね。
逆に、午前７時１分（６時１分）にポジションを持っても、ロールオーバーされず、前日分のスワップポイントは発生しません。
ただし、注意点としては、XMでは日本時間の午前７時（６時）を超えた瞬間にスワップポイントが反映されるのではなく、超えて１時間以内に反映されるということです。
したがって、日本時間の午前７時から午前８時（６時から７時）に、スワップポイントが反映されるということですね。
そして、FX市場が閉まっている土日分のスワップポイントは、水曜日から木曜日のロールオーバーのときに、水曜日分のスワップポイントと合わせて一気に発生します。
なので、水土日と３日分のスワップポイントが、木曜日の朝にオーバーナイトポジションに反映されます。
XM（XMTrading）で原油はロールオーバーされる？
XMでは、原油は先物CFDに該当するので、ロールオーバーされません。
なので、スワップポイントも発生しないことになります。
原油は、ロールオーバーされずマイナスのスワップポイントが発生するデメリットがないことから、スイングや長期投資に向いてるとお考えの方も居るかもしれません。
しかし、XMの原油は先物CFDなので、月ごとに満期日が設定されていて、満期日になると未決済ポジションは、含み益や含み損に関係なく強制的に決済されることに注意が必要です。
XM（XMTrading）オーバーナイトポジション/ロールオーバーまとめ
今回は、オーバーナイトポジションやロールオーバー、その時間や原油のロールオーバーに関して、解説させていただきました。
オーバーナイトポジションとロールオーバーに関しては、ポジションを翌日に持ち越すと、スワップポイントが発生すると簡単に考えていただいても大丈夫です。
そして、XMのロールオーバーの特徴は、
・スワップ金利からXMTrading手数料というロールオーバーの事務手数料が取られる
・原油はロールオーバーされずスワップポイントが発生しないが、満期日に注意する
・ロールオーバー判定時間がGMT２２時
ということです。
XM公式サイトでオーバーナイトポジションやロールオーバーについての説明をご覧になりたい方は、こちら（https://www.xmtrading.com/jp/overnight-positions）より。
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