・XMで銅をトレードする方法は?
・XMで銅を取引するメリット・デメリットは何?
銅は「ドクター・カッパー」と呼ばれるほど、世界経済や景気に敏感に反応します。
そのため、銅のチャートは世界経済や景気を如実に素早く反映するので、株価指数などのトレードで大いに参考になるでしょう。
また、銅はドルと一定の逆相関関係にあることから、ドル関連のトレードでもプラスアルファの参考材料となります。
そんな海外FX業者でもほとんど扱っていないXMの銅について、解説していきます。
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目次
XM(XMTrading)銅(カッパー)取引の基本情報
XMの銅取引の基本情報は、以下の通りです。
シンボル | HGCOP |
種類 | コモディティ(※先物CFD) |
取引時間 (日本時間) | 午前08:05~午前06:55 (金曜日のみ午前06:10に終了) |
最低スプレッド | 0.0047 |
スワップポイント | なし |
レバレッジ | 50倍 |
最小/最大ロット | 1/140ロット |
銅(カッパー)-先物CFDで満期日がある
XMの銅は先物CFDに分類されます。
そのため、ポジションが含み益または含み損であろうと強制決済される満期日が設定されていることにご注意ください。
XMでの銅の満期日は、XM公式サイトのコモディティより「有効な取引」をクリックすると確認することができます。
先物とは?
あらかじめ決められた期日(満期日)に、特定の商品を約束した価格で売買する取引のこと。
CFDとは?
『差金決済取引』のことを意味し、現物を保有せず差額のみのやりとりが発生する取引のこと。
銅(カッパー)-取引時間
XMでの銅の取引時間(日本時間)は、以下の通りです。
冬時間(11月〜3月) | 午前08:05~午前06:55 (金曜日のみ午前06:10に終了) |
夏時間(4月〜10月) | 午前07:05~午前05:55 (金曜日のみ午前05:10に終了) |
平日朝の1時間10分は、メンテナンス時間となり、取引できません。
取引時間の変更は、XMから送られてくるメールで確認することもできますし、公式サイトの『お知らせ』ページでも確認できます。
銅(カッパー)-スプレッド
先物CFDである銅のスプレッドの意味合いは、通貨ペアなどのpipsとは異なります。
まず、XMの銅の最低スプレッドは0.0047ですが、これは「47ポイント」という意味になります。
そして、47ポイントがどれくらいのスプレッドになるのかは、次の式で求めることができます。
『ロット数』×『ティックバリュー(0.2ドル)』×『スプレッド(ポイント)』=『スプレッドの価格』
※ティックバリューは、常に0.2ドル
ティックバリューとは?
値動きの最小値のことを表し、XMの銅の場合、1ポイント0.2ドルの値になります。
『1(ロット数)』×『0.2ドル(ティックバリュー)』×『47ポイント(スプレッド)』=9.4ドル
1ドル=144円と仮定すると、9.4ドル×144円でXMで銅1ロットを取引するのに、約1,353円のスプレッドが発生します。
XMの全銘柄スプレッド一覧やスプレッドを狭くする方法などは、下記の記事をご覧ください。
銅(カッパー)-スワップポイント
銅は先物CFDのため、スワップポイントは発生しません。
なので、満期日までポジションを保有し続けるのに、無駄なコストを気にせず取引することができます。
XMのスワップポイントの特徴について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
銅(カッパー)-レバレッジ
XMの銅の最大レバレッジは、50倍になります。
他の貴金属と比べると、物足りなく感じるかもしれません。
銘柄 | 最大レバレッジ |
---|---|
ゴールド | 1000倍 |
シルバー | 400倍 |
銅 | 50倍 |
しかし、最大レバレッジが25倍の国内FX会社よりも倍の量で取引できます。
銅(カッパー)-必要証拠金
XMの銅の必要証拠金は、次の式で求めることができます。
『ロット数』×『市場価格』×『コントラクトサイズ(取引単位、2000 LBS)』×『必要証拠金率(2%)』=『必要証拠金』
※コントラクトサイズは、常に2000 LBS
※必要証拠金率は、常に2%(使用の際は、0.02に変換)
『1(ロット数)』×『3.55(市場価格)』×『2000 LBS(コントラクトサイズ(取引単位))』×『2%(必要証拠金率)』=142ドル
1ドル=144円と仮定すると、142ドル×144円でXMで銅1ロット取引する際に必要な証拠金は、20,488円となります。
同じく1ドルが144円のときの1ロットあたりのドル円の必要証拠金は14,400円なので、
銅の最大レバレッジが50倍でも、銅の必要証拠金はドル円の必要証拠金と大して変わりません。
銅(カッパー)-損益計算
XMの銅の損益は、次の式で求めることができます。
『ロット数』×『エントリー時と決済時の差額(ポイント)』×『ティックバリュー(0.2ドル)』=『損益』
※ティックバリューは、常に0.2ドル
※0.0001が1ポイントとなる
計算例として、ロット数1、エントリー時の価格3.5559、決済時の価格3.5659として計算式に当てはめると、以下のようになります。
『1(ロット数)』×『100【3.5659-3.5559】(ポイント)』×『0.2ドル(ティックバリュー)』=20ドル
1ドル=144円と仮定すると、2,888円の利益となります。
XM(XMTrading)で銅(カッパー)をチャートに表示し取引する方法
XMで銅をチャートに表示し取引する前に、XMの口座開設とプラットフォームであるMT4またはMT5のダウンロードが必要です。
※XMTrading Zero口座を開設しても、銅を含むコモディティは通常スプレッドでの取引となります。
1、MT4またはMT5を開き、気配値を表示する
まず、MT4またはMT5を開き、赤枠の「気配値」を表示します。
そこから赤枠の「検索するシンボルを入力」をクリックしてください。
2、検索欄より銅を選択する
「検索するシンボルを入力」に「H」と入力すると、「HGCOP-DEC22」(※後ろの文字と数字は限月を表し、限月ごとに表記は変わる)などと表示されます。
XMでは、HGCOPが銅のことを意味しますので、+ボタンを押してください。
すると、「気配値」に銅が表示されて、取引できるようになります。
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XM(XMTrading)での銅(カッパー)取引デメリット
XMで銅取引する際のデメリットは、以下の2点です。
・満期日を迎えると強制決済される
・最小取引サイズが1ロット
満期日を迎えると強制決済される
XMの銅は先物CFDなので、満期日が設定されています。
満期日を迎えると強制決済されるので、XMで銅の長期投資をお考えの場合は、ご注意ください。
XMでの銅の満期日は、XM公式サイトのコモディティより「有効な取引」をクリックすると確認することができます。
最小取引サイズが1ロット
XMの銅取引では、最小ロットが1ロットになります。
このことから、0.1ロットなどで取引できず、数百円の必要証拠金では足りないので、ご注意ください。
XM(XMTrading)での銅(カッパー)取引メリット
XMではゼロカットによって入金額以上に損失を被ることがないことや、MT4/MT5で様々な銘柄とまとめて取引できるメリットは言うまでもありませんが、銅取引のメリットは以下の3点です。
・マイナススワップを気にせず取引できる
・スプレッドはドル円とほぼ変わらない
・レバレッジは低いが必要証拠金がドル円と大差がない
マイナススワップを気にせず取引できる
XMの銅取引は先物CFDなので、スワップポイント自体発生しません。
よって、マイナススワップを気にせず取引できます。
スプレッドはドル円とほぼ変わらない
「XM銅-スプレッド 」で詳しく解説したように、銅の最低スプレッドは0.0047ですが、ドル円のスプレッドと大差ありません。
むしろ、100円などの円高のときは、銅の方がドル円の半分程度のスプレッドで取引できます。
最低スプレッド | 実質コスト | |
---|---|---|
銅 | 0.0047 | 940円 |
ドル円 | 1.6pips | 1,600円 |
XMで銅は1ロットからしか取引できませんが、スプレッドは狭いと言えます。
レバレッジは低いが必要証拠金がドル円と大差がない
「銅-必要証拠金」で詳しく解説したように、XMの銅の最大レバレッジは50倍ですが、必要証拠金はドル円の必要証拠金とあまり変わりません。
もちろん、銅の市場価格が上がれば、ドル円が上昇した場合と同じように、その分必要証拠金が多くなってしまいます。
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XM(XMTrading)銅(カッパー)に関するよくある質問と回答
XM(XMTrading)銅(カッパー)取引まとめ
今回は、XMの銅取引について解説させていただきました。
・XMの銅はスワップポイントが発生しない
・スプレッドの実質コストは、ドル円とほとんど変わらない
・レバレッジは50倍と低いが、必要証拠金がドル円とほとんど変わらない
ということが、お分かりになっていただけたかと思います。
銅は世界経済にとって必需品であることから、景気の動向に非常に敏感です。
なので、株価の先行指標として参考にできる側面もあり、株価指数のトレードの際に判断材料として使えそうです。
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