「XMの口座を開設してみたけど、国内銀行送金で入金しようと思う。国内銀行送金とはどういったものかや入金方法を知りたい。」
このような疑問にお答えします。
この記事を書いた僕はXMを4年ほど使っており、国内銀行送金での入金もした経験があり、メリットとデメリットも把握しています。
この記事を読むことで、
・国内銀行送金の仕組みや送金する前の確認点
・国内銀行送金のメリットとデメリット
・国内銀行送金のやり方
を知ることができます。
では、まず、国内銀行送金の仕組みと確認点を見ていきましょう。
目次
XM国内銀行送金の仕組みと確認点【入金する前に確認しよう】
XMに入金する際に、国内銀行送金は多くのユーザーから選ばれている入金方法であります。(※全体の3割ほど)
国内FX業者に入金するのと同じように入金でき、高い手数料や日数、面倒な手続きが不要で入金が可能です。
しかし、XMに国内銀行送金で入金する際に、XM独自のルールがあるので確認していきましょう。
どのようにXM口座に入金されるのか?
XMへの国内銀行送金は、XMの指定国内銀行に送金し、XMの取引口座に証拠金として入金する形です。
銀行窓口、ATM、ネットバンク、どの送金でも可能で、XMに入金するまでに決済代行会社が間に入っています。
決済代行会社とは
XMの決済代行会社は、「アジアンコイン社」と「イージーコレクトインターナショナルペイメント社」になっています。詳しい情報は非公開ですが、送金の際、個人情報を収集せず送金情報のみで送金しているので安全性は高いと言えるでしょう。
もし送金している際に決済代行会社が破綻などの問題があった場合、振り込みを証明する資料があれば、XM側が補填することになっています。
注)XMの振込先銀行は、決済代行会社によって違います。振込先銀行や決済代行会社は自身で指定することができず、入金のたびに変わることもあるので、国内銀行送金の入金画面で毎回振込み先情報を確認するのがいいでしょう。
入金手数料と口座への反映時間は?
XMへの入金額 | 入金手数料 |
---|---|
1万円以上 | 無料 |
1万円未満 | 980円 (決済代行会社によっては1,500円) |
XMへ1万円以上入金するとXM側が負担してくれるので、入金手数料は無料です。
一方で1万円未満の入金の場合、980円の入金手数料が発生し、980円が差し引かれた証拠金が口座に入金されるので、注意しましょう。
入金手続きを行った時間帯 | XMに反映されるまでの時間 |
---|---|
平日(9〜15時) | 30分〜1時間程度 |
平日(15時以降)または休日(週末や祝日) | 翌営業日(9〜10時ころ) |
平日の9時から15時までに入金手続きを行った場合、30分から1時間ほどでXMに入金することができます。
平日の15時以降や休日に入金手続きを行った場合、翌営業日の9時から10時ころにXMに入金されます。特に、ゴールデンウィークなどの休日が重なるときは国内銀行送金での入金が遅れるので、注意しましょう。
振込人名義の変更に注意しよう
XM口座の名義と送金する銀行の名義が同じでなければいけないのはもちろんですが、振り込みの際、銀行の振り込み情報の振込人名義を「振込人名義(ローマ字)+MT4/MT5口座番号」に変更しなければいけません。
下記は、ゆうちょ銀行の例です。このように記入して、送金してください。
振込人名義を変更せずXMに送金すると、着金が大幅に遅れることがあります。
その際は、XMサポートデスク(support@xmtrading.com)でお問い合わせをすることができます。
一回の最大送金額は1000万円まで
一度の最大送金額は1000万円までです。
また余談ですが、XMに200万円以上入金するとレバレッジが200倍に、1000万円以上入金すると100倍に制限されます。(※1つの口座だけでなくXMにある全ての口座の合計額でレバレッジが規制される)
XM国内銀行送金によるメリット&デメリット
XMへの国内銀行送金のメリットとデメリットをまとめました。
XM国内銀行送金によるメリット
まずはメリットから解説します。
ほぼ全ての銀行から入金が可能(ネットバンクも可)
国内のFX業者と同じようにネットバンクも含んだほぼ全ての銀行から送金が可能です。
高い手数料、日数、面倒な手続きが不要で手軽に送金できるところがいいところですね。
XM側の入金手数料が無料(1万円以上入金の場合)
XMに1万円以上入金すると、XM側が負担してくれるため、入金手数料は無料になります。
注)銀行側の振込手数料は別途かかります。しかし、数百円程度で少額(※ゆうちょ銀行の場合、5万円未満220円、5万円以上440円)であり、入金ボーナスがあればもらえるボーナスの方が圧倒的に多いので、負担は大きくないでしょう。
入出金ルートが一本化されている
マネーロンダリング防止の観点から、XMのルールで出金する際は、入金した額まで入金した方法と同じ方法で出金しなければいけません。
そして、取引で得た利益は必ず銀行送金で出金しなければいけません。(※例えばクレジットカードで入金したなら、入金額はクレジットカードから、利益は銀行送金で出金する)
なので、はじめに国内銀行送金で入金しておくと、出金するときに入金額(元本)と利益を銀行送金で一本化して出金できます。そのため、出金の手続きが手軽です。
最短30分で入金される(銀行の営業時間内の場合)
銀行の営業時間内(9時〜15時まで)に入金すると、最短30分でXMに入金することができます。
銀行営業時間外(15時以降)や休日に入金手続きを行った場合、翌営業日の9時から10時ころにXMに入金されます。特に、ゴールデンウィークなどの休日が重なるときは国内銀行送金での入金が遅れるので、注意しましょう。
また、100万円を超える高額な入金したときや銀行営業終了間際(14:55など)に入金したときは、翌営業日になることがあります。
XM国内銀行送金によるデメリット
次はデメリットを解説します。
1万円未満の入金の場合、XM側に入金手数料980円が必要
(決済代行会社によっては1,500円)
XMへの入金は最低500円からできますが、1万円以下の入金の場合、入金手数料が980円必要になります。
また、XMからの最低出金額は1万円からなので、初めての入金が1万円以下の場合は注意してくださいね。
1万円以下の入金をしたい場合、無駄な入金手数料が一切かからなので、クレジットカード/デビットカードか電子ウォレットで入金するのをオススメします。
クレジットカード/デビットカードでの入金について詳しく知りたい方は、下記の記事をどうぞ。
→【図解】XMのクレジット/デビットカードの入金方法【メリット・デメリット】
XMの入金指定銀行以外からの入金だと、振込手数料が別途かかる
先ほども述べたように、XMの入金指定銀行以外からの入金だと、振込手数料が別途数百円ほどかかります。
例えば、ゆうちょ銀行の場合、以下のようになります。
振込金額 | 振込手数料 |
---|---|
5万円以下 | 220円 |
5万円以上 | 440円 |
XMの入金指定先銀行は変更することがあるため、XMと同じ銀行口座を持つというのは難しく、そうなるとどうしてもユーザー側が振込手数料を支払わなければいけません。
しかし、XMには豊富な入金ボーナスが用意されており、入金すると振込手数料以上にボーナスがもらえるので、特に負担は感じないと思います。
こちらの記事で入金ボーナスについて触れています。
カードや電子ウォレットからの入金と比べると、入金反映時間が少し遅い(30分~1時間)
国内銀行送金はたとえ銀行営業時間内に入金したとしても、30分〜1時間程度の時間がかかります。
また、銀行営業時間外に入金すると翌営業日に持ち越されるため、即時に入金されません。
これは取引で今すぐ資金が必要だというときに、致命的なデメリットになります。
それに対して、クレジットカード/デビットカードや電子ウォレットは24時間365日即時に入金できるので、国内銀行送金はその点で見劣りしてしまいます。
XMに入金が可能でも、出金する際、受け取りを拒否する銀行がある
XMへの入金は受け付けてくれるのに、XMからの出金の受け取りを拒否する銀行がいくつかあります。
以下の銀行が該当します。(2020/09時点)
・ゆうちょ銀行
・ジャパネット銀行
・新生銀行
・みずほ銀行(ネット支店のみ)
・じぶん銀行
・セブン銀行
次はXMへの国内銀行送金の入金方法を解説していきます。
XM国内銀行送金の入金方法
まず、会員ページにログインします。
「会員ログイン」をクリックしてください。
その後、「会員ページへのアクセス」というページが開きます。
口座開設の完了メールに記載されたMT4/MT5 IDを「MT4/MT5 ID(リアル口座)」に、自身で設定したパスワードを「パスワード」に入力してください。
入力が終わりましたら、「ログイン」をクリックしてください。
そうするとマイトップページに入れるので、「資金を入金する」をクリックしてください。
入金方法一覧画面が開くので、「Local Bank Transfer」の入金ボタンをクリックしてください。
入金先口座情報が開くので、口座情報一式を確認してください。
注)ここから入金するのではなく、入金先口座情報を確認するだけです。
入金先口座情報を確認後、ネットバンクかATMか銀行窓口で対象口座に資金を入金してください。
以上です。お疲れ様でした。
当ブログの数量限定のEAをリスクを抑え安定的に稼働させるために、推奨証拠金は10万円以上になっています。
なお、新規口座開設者には「口座開設ボーナスの3,000円」と「100%入金ボーナス(5万円まで)」がXMから付与されるので、実質5万円の入金で10万3,000円から始めれます。(※ボーナスを使っての取引でももちろん利益は獲得できますし、出金もできます)
なぜ推奨証拠金が10万円なのかといいますと、10万円以下だとリスクが上がってしまうからです。
XMの最小取引ロット数が0.01ロット(1000通貨)であり、証拠金が10万円の場合、推奨ロット数は0.01ロットになります。
なので、たとえ5万円の証拠金でも0.01ロット(半分の0.005ロットに設定できない)で取引することになり、証拠金に対する取引量が大きくなり、結果的にリスクが上がってしまいます。
また、証拠金に対する損失割合の事例は下記の通りです。
(※1,000円の損失で計算しています)
・証拠金10万円→1%
・証拠金5万円→2%
・証拠金1万円→10%
このことから、同じ損失額の1,000円でも証拠金に対する損失額が大きくなり、リスクが大きくなっていることが分かりますね。
可能ならば、10万円以上(または実質5万円から)で始めてくださいね。