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XMスリッページの現実とは?スリッページ許容幅の設定方法も徹底解説

悩んでいる方
・XMのスリッページ許容幅の設定方法を知りたい。
・スリッページ許容幅はどのくらいの値が良いの?
・そもそもXMはスリッページ がよく発生するの?


このような疑問に2016年からXMを使っている私が、お答えしていきます。
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スリッページとは、自分の希望していた注文価格とは違った値で注文が通ってしまうことを言います。


スリッページが発生すると、自分の注文より安く買えて即利益が発生したなどというラッキーケースもあります。


しかし、自分の注文より少し高くつかまされたなどとマイナスに働くことが一般的です。


スリッページ率が高い業者を使うと、特に短期トレーダーの場合は、年間数万円、取引量が多い方だと数百万円と無駄なコストがかかり、損した気分になりますね。


結論から言いますと、膨大なトレーダー数を抱えているXMは最もスリッページが発生しない業者になります。


では、早速、スリッページ許容幅の設定方法も合わせて具体的に見ていきましょう。


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XMでスリッページが発生するのは稀


そもそもスリッページとは、「注文価格と約定(やくじょう)価格のズレ」のことを意味します。


俗に「滑る」とも表現されます。


例えば、ドル円が100.000のときに注文したが、実際には100.030円で約定してしまい、「3pipsスベった」という言い方をしますね。


約定(やくじょう)とは

売買が成立すること。つまり、約定価格は売買が成立した価格のこと。



しかし、XMでは市場が荒れていないときなどに普通にトレードしていると、スリッページは全く発生しません。


むしろ、自分は2016年から使っていますが、平時の際はXMでスリッページが発生した経験はありません。
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では、なぜXMが全くスリッページが発生しない環境を実現できているのかを解説していきます。


XMのNDD方式によって透明な取引を実現しているため


XMでは、NDD(ノンディーリングデスク)方式を採用しており、ディーラーを完全に排除し直接市場とクリーンな取引をできるシステムを構築しています。


そのため、DD(ディーリングデスク)方式とは違って意図的にスリッページを発生させてトレーダーに不利な価格で約定させることは、そもそもできないようになっています。


ここでいう市場とは、取引量の多い銀行などの金融機関のことを言い、カバー先とも言われますよ。
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DD方式のFX業者(国内FX業者に多い)はトレーダーと市場の間にディーラーが介在し、トレーダーの損がFX業者の儲けになります。

なので市場に注文を流す前にディーラーによって、都合の悪い注文は約定拒否や不利なスリッページを発生させられたりすることがあります。


XMのNDD方式の深掘りした解説は、下記の記事をご覧いただければと思います。



XMのマリー取引によって顧客注文を相殺できるため


マリー取引とは、自社で抱えている顧客の注文同士を相殺する取引方法です。


XMはこのマリー取引を採用していますが、膨大な顧客数を抱えており常に多くのオーダーがあるため、市場に流すことなく自社内で取引を完結することができます。


そのため、市場の流動性に依存することなく、スリッページが発生しないということです。


このマリー取引は、圧倒的な顧客数を抱えているXMだからこそできる特権ですね。
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つまり、XMでスリッページが全く発生しない仕組みは


1、最初にマリー取引でXM内で顧客の注文同士を相殺する


2、それでもさばけない注文はNDD方式で市場に注文を流す


という流れで実現しています。


ただし、XMでもスリッページが起こることもあり、次はスリッページが発生するときの原因について解説します。


XMでスリッページが発生するときの原因


XMだけでなくどこのFX業者でもそうですが、急速に為替変動があるときと為替変動が全くないときにスリッページが発生しやすいことがあります。


具体的には、


・急速に為替変動があるとき→重要な経済指標やイベントのとき


・為替変動が全くないとき→週明けの朝方など閑散としているとき


ということになります。


それぞれ解説していきます。


重要な経済指標やイベントのとき


米雇用時計などの重要な経済指標やFOMC、大統領選などのときは為替レートが急速に変動します。


その結果、注文から約定までのスピードが為替レートの変動に追いつけず、スリッページが発生してしまうことがあります。


XM公式サイトでも注意喚起されています。





下記の画像は日本政府の為替介入があったときのものですが、1分で100pips以上下落しており、自分の場合は10から20pipsほどスリッページが発生しました。


XM 為替レート急変動
※2022年10月24日


しかし、10から20pipsのスリッページを抱えてしまっても下落スピードが凄かったので、数秒後にはショートポジションは含み益になっていましたよ。


つまり、急激な相場変動の際は取引するタイミングにもよりますが、スリッページ分をすぐに回収することもできます。


しかし、FXに慣れていないときは、重要な経済指標やイベントのときは避けて、その後のトレンドが固まってからスリッページなしでトレンドフォローで取引するのがオススメです。
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指標トレードの詳細については、具体的な勝つ方法も交えた下記の記事をご参考ください。

XMの経済指標トレードで勝つ方法【カレンダーとTradaysの有効利用も紹介】


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週明けの朝方など閑散としているとき


日本時間の朝方(5時から7時ごろ)は東京市場・ロンドン市場・ニューヨーク市場全てがしまっているので、極端に取引が少なくなります。


そのため、スリッページが発生しやすくなります。


また、スプレッドも広がる傾向があるので、注意してください。


トルコリラなどのマイナー通貨も取引量が少ないので、スプレッドも広くスリッページもドル円などと比べると発生しやすいです。
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マイナー通貨のスリッページは、


・大きいロットは小分けにして注文する

・成行ではなく指値などの予約注文を入れる



ことで、極力回避できますよ。


上記で解説したスリッページ発生ケースはXMに限らず、どこの業者でも発生しますよ。特にDD方式の国内業者はひどいです。
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XMでもスリッページが発生することもあるがトータルの約定力はどうなのか


先ほども解説した通り、XMでも相場が荒れているときや逆に閑散としているときはスリッページが発生することがあります。


しかし、スリッページは約定力のひとつの要素に過ぎず、約定力の内容を全て見て判断するべきでしょう。


約定力の内訳は、以下の通りです。


・約定率
(スリッページに関わる部分)

・執行率
(約定拒否に関わる部分)

・約定スピード

(約定のスピードに関わる部分)


約定率だけでなく、執行率と約定スピードの方も重要視するべきです。


なぜなら、執行率と約定スピードが劣っていると、普通の相場のときでさえ注文が通らなかったりと約定拒否されるからです。


これだと、機会損失が多くなり、気持ち良くトレードができません。


XMと他の評判の高い海外FXの約定力を見比べてみましょう。
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約定率執行率約定スピード
XM99.80%100%0.36秒
AXIORY99.00%99.84%0.302秒
GEMFOREX99.79%99.99%0.78秒
IS6FX99.46%不明0.29秒


やはり、XMの約定力はトップクラスの他業者と比べても引けを取らないと言えるのではないでしょうか。

これは、XMが先ほど解説したマリー取引を主に採用しており市場の注文量に左右されないため、約定力が市場に依存することなく安定した取引が可能だからです。


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XMのスリッページ許容幅の設定方法【どのくらいの値が良いのか】


MT4とMT5では、スリッページの許容幅を設定することができます。


設定したスリッページの許容幅を超えた分は、約定されません。


トレードスタイルによって、どのくらいの値を設定するかは変わってきます。


基本的に良いとされている許容幅の値をトレードスタイルごとにまとめてみました。
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トレードスタイルスリッページ許容幅
スキャルピング0.3pips未満
スイングトレード3pips
長期トレード
値動きが大きい通貨ペア
5〜10pips


次は、実際の設定方法を見ていきましょう。


MT4のスリッページ許容幅の設定方法



MT4を開き、「ツール」→「オプション」→「取引」をクリックします。


「価格誤差のデフォルト」→「デフォルトを指定」をクッリクし、ポイントを設定します。


なお、「10ポイント=1pips」になります。

MT5のスリッページ許容幅の設定方法



MT5を開き、「ツール」→「オプション」→「取引」をクリックします。


スリッページの「Last Used」を「By Default」に変更し、ポイントを設定します。


なお、「10ポイント=1pips」になります。


XMは設定したスリッページ許容幅が反映されない【反映される業者はある?】


XMは約定力を最重要視しているため、MT4・MT5で設定したスリッページ許容幅が反映されません。


スリッページ許容幅を設定してしまうと、ここだというところでなかなか注文が通らなかったりするデメリットがあります。


なかなか注文が通らないという不快感をなくすため、XMはスリッページ許容幅の設定を無効にしていると思われます。


しかし、先ほども解説しましたように、そもそもXMでスリッページ自体が全く発生しないので、あまり気にする必要はないのではないでしょうか。


それでもスリッページ許容幅が反映される業者に興味がある方は、DD方式ですがGemForexで可能です。
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もしXMでスリッページが多い気がする場合の対処法


まず最初に、スリッページが発生した取引の注文IDをまとめます。


注文IDはMT4またはMT5を開き、「履歴」の取引をタップすると長い番号が出てくるので、それが注文IDになります。


スマホ版MT4


スリッページが多く発生する旨をスリッページが発生した注文IDとご自身の取引口座番号をまとめて、XMサポートに連絡すると、正式な回答を得れると思います。


XMスリッページまとめ


今回は、XMでスリッページが全く発生しない理由、XMのトータルの約定力が優れていることやXMではスリッページ許容幅が設定できないことついて解説させていただきました。


・XMはマリー取引とNDD方式の採用で全くスリッページが発生しない

・全ての業者だけでなくXMでも急速な相場変動の際は、スリッページが発生することがある

・XMは約定率だけでなく執行率と約定スピードも良く、トータルの約定力が優れている

・XMではスリッページ許容幅が設定できない


ということが、お分かりになっていただけたと思います。


特にDD方式の国内FX業者や海外FX業者は意図的にスリッページを起こして、顧客を負けさせ自分たちが利益を上げようとしてくることもありますので、ご注意ください。


それに対して、XMは自社内で顧客の取引同士を完結させるマリー取引とディーラーを介さないNDD方式でスリッページが全く発生しないようになっています。


クリーンな環境でトレードしたい方は、XMをご検討ください。


XMでスリッページが起こらないか実際に目で確かめたい場合は、口座開設ボーナス13,000円を使ってみるのもアリです。
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  • この記事を書いた人

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旧帝国大学在学中にFXをスタート、FX5年目。 最初の2年間は十回以上退場したが、3年目にして徐々に勝てるようになり、4年目に最高月収7桁達成しました。 「景気に左右されない資産運用・収入構築」を理念にブログを運営中。

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