・XMのスワップポイント一覧を見たい、確認方法も知りたい。
・XMのスワップポイントの特徴を知りたい。
通貨間の金利差から発生するスワップポイントは、XMでは外貨預金より圧倒的にコストを抑えながら最大レバレッジ1,000倍を利用して外貨預金の1年分の利息収入を1日で稼ぐことも、上手に運用すると可能になります。
どのFX業者でも通貨ペア(銘柄)を買っても売っても、スワップポイントは発生します。
しかし、スワップポイントはマイナス、つまりあなたの運用資金から利息分を支払う場合もあるデメリットがあり、XMのスワップポイントもデメリットがあります。
この記事を読むことで、XMでスワップポイントのデメリットに注意しながらトレードすることが可能になったり、スワップポイント狙いの短期取引のアイデアを思い浮かべたりすることができるでしょう。
では、早速具体的に見ていきましょう。
目次
XM(XMTrading)のスワップポイントが両方マイナスになるケースの理由
通常だと通貨間の金利差をスワップポイントとして受け取れる状態であっても
XM独自の設定によって、ロング(買い)・ショート(売り)ポジション両方でマイナスのスワップポイントが設定されているからです。
XMだけでなく国内・海外問わず、どのFX業者も独自の設定で政策金利を元にスワップポイントを決定しており、FX業者ごとに若干の違いがありますよ。
もう少し具体的に言うと、FX(XM)のスワップポイント=金利差ーFX業者(XM)の手数料ということになり、スワップポイントからも手数料が取られているということですね。
なので、FX業者の手数料のため、スワップポイントが両方マイナスになるケースもあるということです。
このスワップポイントに関わってくる手数料は、ロールオーバーと関係しています。
ロールオーバーに関して具体的に知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
一方で、スワップポイントが片方だけマイナスになっているという場合もあります。
「片方のポジションがプラスのスワップポイントだと、両建てでスワップポイントだけで稼げるんじゃないの?」と思う方も居るかもしれませんが、XMは両建ての合計スワップポイントがマイナスに設定されているので、稼げないようになっています。
しかし、両方のスワップポイントがマイナス(海外FX業者のほとんどがそう)というのは小さなデメリットです。
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XM(XMTrading)のスワップポイント一覧【いくら稼げるのか】
XMでスワップポイントが発生する銘柄は、以下の4種類です。
※1ロット(10万通貨)での値となります
※スワップポイントは常に変動します(最新の情報はXM公式サイトをご覧ください)
なお、一覧に表記しているスワップポイントは、スタンダード口座、XMTradingゼロ口座およびKIWAMI極口座に付与される値になるので、ご了承ください。
しかし、KIWAMI極口座はスワップフリー(スワップポイントが付かない)の銘柄もあります。
また、マイクロ口座の場合は、一覧の値を1/100にして計算したものが、付与されるスワップポイントになります。
XMメジャー通貨スワップポイント一覧
メジャー通貨とは、片方がUSD(ドル)になっている取引量が多い通貨ペアのことです。
銘柄 | 買いスワップポイント | 売りスワップポイント | KIWAMI極口座 |
---|---|---|---|
USD/JPY (米ドル円) | 5.75 | -13.65 | 0 |
EUR/USD (ユーロ米ドル) | -9.89 | 3.51 | 0 |
GBP/USD (ポンド米ドル) | -5.64 | -1.84 | 0 |
USD/CHF (米ドルスイスフラン) | 4.19 | -9.91 | 0 |
USD/CAD (米ドルカナダドル) | -4.06 | -3.56 | 0 |
AUD/USD (豪ドル米ドル) | -3.49 | -0.99 | 0 |
NZD/USD (ニュージーランドドル米ドル) | -1.48 | -2.18 | 0 |
最新のスワップポイント情報は「FX取引」を参照
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XMマイナー・エキゾチック通貨スワップポイント一覧
マイナー通貨とは、片方がUSD(ドル)ではない通貨ペアを表します。
エキゾチック通貨とは、取引量の少ない経済規模の小さい国や新興国の通貨になります。
銘柄 | 買いスワップポイント | 売りスワップポイント | KIWAMI極口座 |
---|---|---|---|
AUD/CAD (豪ドルカナダドル) | -5.9 | -2.18 | 0 |
AUD/CHF (豪ドルスイスフラン) | 0.46 | -6.84 | 0 |
AUD/JPY (豪ドル日本円) | 0.5 | -9.5 | 0 |
AUD/NZD (豪ドルニュージーランドドル) | -8.68 | -2.78 | 0 |
CAD/CHF (カナダドルスイスフラン) | 2.48 | -8.8 | 0 |
CAD/JPY (カナダドル日本円) | 3.21 | -11.79 | 0 |
CHF/JPY (スイスフラン日本円) | -6.87 | -5.97 | 0 |
CHF/SGD (スイスフランシンガポールドル) | -22.17 | -2.97 | あり |
EUR/AUD (ユーロ豪ドル) | -13.54 | -0.14 | 0 |
EUR/CAD (ユーロカナダドル) | -14.14 | 3.36 | あり |
EUR/CHF (ユーロスイスフラン) | -3.56 | -4.96 | 0 |
EUR/DKK (ユーロデンマーククローネ) | -59.63 | -62.73 | あり |
EURGBP (ユーロポンド) | -6.82 | 1.58 | 0 |
EUR/HKD (ユーロ香港ドル) | -83.41 | -37.61 | あり |
EUR/HUF (ユーロハンガリーフォリント) | -139.39 | 71.71 | あり |
EUR/JPY (ユーロ日本円) | -3.35 | -4.85 | 0 |
EUR/NOK (ユーロノルウェークローネ) | -128.54 | -32.44 | あり |
EUR/NZD (ユーロニュージーランドドル) | -18.87 | 4.33 | 0 |
EUR/PLN (ユーロポーランドズロチ) | -124.1 | 39.4 | あり |
EUR/RUB (ユーロロシアルーブル) | -694.74 | -47.47 | あり |
EUR/SEK (ユーロスウェーデンクローナ) | -106.78 | -61.28 | あり |
EUR/SGD (ユーロシンガポールドル) | -20.27 | -3.87 | あり |
EURTRY (ユーロトルコリラ) | -1329.6 | 322 | あり |
EUR/ZAR (ユーロ南アフリカランド) | -408.5 | 128.4 | あり |
GBP/AUD (ポンド豪ドル) | -7.3 | -7.5 | 0 |
GBP/CAD (ポンドカナダドル) | -9.39 | -3.99 | 0 |
GBP/CHF (ポンドスイスフラン) | 1.44 | -11.56 | 0 |
GBP/DKK (ポンドデンマーククローネ) | -22.24 | -113.54 | あり |
GBP/JPY (ポンド日本円) | 3.98 | -13.82 | 0 |
GBP/NOK (ポンドノルウェークローネ) | -90.09 | -92.09 | あり |
GBP/NZD (ポンドニュージーランドドル) | -12.86 | -3.56 | 0 |
GBP/SEK (ポンドスウェーデンクローナ) | -61.84 | -137.34 | あり |
GBP/SGD (ポンドシンガポールドル) | -13.93 | -10.73 | あり |
NZD/CAD (ニュージーランドドルカナダドル) | -3.19 | -3.59 | 0 |
NZD/CHF (ニュージーランドドルスイスフラン) | 1.96 | -7.34 | 0 |
NZD/JPY (ニュージーランドドル日本円) | 2.63 | -10.27 | 0 |
NZD/SGD (ニュージーランドドルシンガポールドル) | -6.67 | -8.77 | あり |
SGD/JPY (シンガポールドル日本円) | -7.41 | -7.51 | あり |
USD/CNH (米ドル人民元) | -3.69 | -7.19 | あり |
USD/DKK (米ドルデンマーククローネ) | -7.3 | -107.3 | あり |
USD/HKD (米ドル香港ドル) | -3.18 | -8.78 | あり |
USD/HUF (米ドルハンガリーフォリント) | -114.35 | 49.25 | あり |
USD/MXN (米ドルメキシコペソ) | -540.92 | 209.08 | あり |
USD/NOK (米ドルノルウェークローネ) | -64.61 | -96.11 | あり |
USD/PLN (米ドルポーランドズロチ) | -91.65 | 10.55 | あり |
USD/RUB (米ドルロシアルーブル) | -263.64 | -33.64 | あり |
USD/SEK (米ドルスウェーデンクローナ) | -75.57 | -165.17 | あり |
USD/SGD (米ドルシンガポールドル) | -10.39 | -11.49 | あり |
USD/TRY (米ドルトルコリラ) | -1273.33 | 91.27 | あり |
USD/ZAR (米ドル南アフリカランド) | -29.35 | 2.91 | あり |
最新のスワップポイント情報は「FX取引」を参照
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XM貴金属スワップポイント一覧
銘柄 | 買いスワップポイント | 売りスワップポイント | KIWAMI極口座 |
---|---|---|---|
GOLD (ゴールド) | -14.89 | 9.63 | 0 |
SILVER (シルバー) | -0.94 | -0.67 | 0 |
最新のスワップポイント情報は「貴金属」を参照
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※PALL(パラジウム)とPLAT(プラチナ)は先物CFDのため、スワップポイントは発生しません。
XM株価指数(現物)CFD商品スワップポイント一覧
銘柄 | 買いスワップポイント | 売りスワップポイント |
---|---|---|
AUS200Cash (Australia 200) | -0.91 | -0.23 |
EU50Cash (EU Stocks 50) | -0.28 | -0.3 |
FRA40Cash (France 40) | -0.49 | -0.52 |
GER40Cash (DAX) | -1.04 | -1.09 |
HK50Cash (HSI) | -2.13 | -1.11 |
IT40Cash (FTSE MIB) | -1.75 | -1.84 |
JP225Cash (Nikkei) | -2.27 | -2.35 |
NETH25Cash (AEX) | -0.06 | -0.06 |
SPAIN35Cash (IBEX) | -0.63 | -0.67 |
SWI20Cash (SMI 20) | -0.84 | -0.95 |
UK100Cash (FTSE 100) | -0.94 | -0.26 |
US100Cash (NASDAQ) | -1.8 | -0.24 |
US30Cash (Dow Jones) | -4.65 | -0.62 |
US500Cash (S&P 500) | -0.58 | -0.08 |
最新のスワップポイント情報は「株価指数」を参照
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※先物指数CFDでは、スワップポイントが付与されません
※株価指数(現物)では、スワップポイントだけでなく配当金も発生します(配当金の予定は「株価指数」の「指数配当金」をご参照ください)
※株価指数(現物)の配当金は、買いポジションだと残高に受け取り、売りポジションだと残高から徴収されるので、ご注意ください
なお、株式指数の現物CFDと先物CFDの見分け方は、銘柄名の後ろに「Cash」と付いていると現物、「DEC22」などと日付が付いていると先物になります。
KIWAMI極口座については、スワップフリーについても初心者向けに解説している下記の記事をご参考ください。
XMのスワップポイント確認方法【最新のスワップポイントは常にチェック】
XMのスワップポイントを確認する方法は、以下の3つです。
・MT4/MT5でリアルタイムで確認する
・XM公式サイトのスワップ計算機で確認する
・XM公式サイトの「ロングスワップ価値」「ショートスワップ価値」で確認する
最もオススメな確認方法は、リアルタイムのスワップポイントが分かることから、「MT4/MT5でリアルタイムで確認する」です。
それ以外の2つの確認方法は、多少のタイムラグがあり、政策金利の変更などスワップポイントが大きく動く日にリアルタイムで反映されないときもあるので、注意してください。
MT4/MT5でリアルタイムで確認する
MT4またはMT5アプリでは、すべての銘柄のスワップポイントをリアルタイムで確認することができます。
まず、MT4またはMT5にログインし、「気配値」をクリックします。
そこから調べたい銘柄をタップし、出現する項目から「詳細」をクリックしてください。
するとリアルタイムのスワップロングとスワップショートを確認できます。
XM公式サイトのスワップ計算機で確認する
XMのスワップ計算機では、メジャー通貨、マイナー・エキゾチック通貨、ゴールドとシルバーのみのスワップ計算が可能です。
スワップポイントを現行の米ドル円レートでJPY(日本円)に換算してくれるので、JPYで知りたいというときに使うのがオススメです。
入力するのは、「口座の基本通貨」、「通貨ペア」、「口座タイプ」、「ロット数量」の4項目のみです。
入力後、「計算する」をクリックすると、画像のように自動で「スワップ買い(JPY)」にロングしたときのスワップポイント「スワップ売り(JPY)」にショートしたときのスワップポイントが、JPY(日本円)換算で算出されます。
XM公式サイトの「ロングスワップ価値」「ショートスワップ価値」で確認する
XM公式サイトの
にて、「ロングスワップ価値」、「ショートスワップ価値」という項目で、直近のロング・ショートそれぞれのスワップポイントを確認することができます。
複数の銘柄(通貨ペア)の一覧を見て、スワップポイントを比較したい場合にオススメです。
※マイクロ口座は1ロット=1000通貨のため、マイクロ口座版の一覧のスワップポイントを1/100で計算したものが、実際にマイクロ口座で発生するスワップポイントになります。
XM(XMTrading)のスワップポイント特徴
XMでスワップポイント狙いのトレードをする際は、以下のXMのスワップポイントの特徴を理解しておきましょう。
・XMのスワップポイント反映時間
・XMで両建てするとスワップポイントの合計がマイナスになる
・XMではスワップポイントのみの受け取りおよび出金は不可
・XMの先物CFDと仮想通貨はスワップポイントが発生しない
・XMのスワップポイントが大きい通貨ペアは取引条件が悪い
・XMでは水曜日のロールオーバーは3倍のスワップポイントが発生
スワップポイントとは
スワップポイントとは、取引する通貨ペア間の各国の政策金利(中央銀行が決める短期金利)差によって生じる調整損益のことで、金利調整分とも言われています。
低金利通貨を売って高金利通貨を買ったポジションを持ち越すこと(ロールオーバー)によって日々スワップポイントを受け取ることができる一方で、高金利通貨を売って低金利通貨を買ったポジションの場合は、日々スワップポイントの支払いが発生します。
※通貨発行国の市場金利や為替レートによってスワップポイントは日々変動するため、スワップポイントの受け取りや支払いが反転することもあります。
※金利差をそのままスワップポイントとして受けとれる訳でなく、金利差から各FX会社が独自に設定した手数料が差し引かれた後にスワップポイントを受け取るので、金利差が小さいスワップポイントの場合はロングもショートもマイナスになることもあります。
外貨預金 | スワップポイント | |
---|---|---|
取引コスト | 高い | 安い 外貨預金の20分の1ほど |
取引資金 | 資金の範囲内 | レバレッジにより XMでは資金の最大1,000倍の取引が可能 |
利息の受け取り | 満期日または解約日のみ | プラスのスワップポイントであれば 毎日受け取り可能 |
取引期間 | 定期預金:1ヶ月から数年 普通預金:自由 | 営業日であれば いつでも取引の解消が可能 |
保証 | 預金保証制度なし 資金が戻ってこないことがある | XMでは分別管理を徹底 XMが破綻しても資金は全額戻ってくる |
XMのスワップポイントは、取引コストの安さや最大レバレッジ1,000倍によって、上手くやれば外貨預金の1年分の利息を1日で稼ぐことも可能になってきますよ。
例えば、スプレッドには注意しなければなりませんが、ドル円のロングスワップが1ロット500円のときに資金100万円でスワップポイント反映時間直前にレバレッジ1,000倍で30ロット保有し、15,000円のプラススワップが貰えたら即日取引を解消したりといった感じです。
XMのスワップポイント反映時間
XMでは、日本時間の午前7時(サマータイムでは午前6時)にスワップポイントが反映されます。
なお、ウィンタータイムおよびサマータイムの開始日は、以下の通りです。
ウィンタータイム(冬時間) | サマータイム(夏時間) | |
---|---|---|
開始日 | 11月第1日曜日 | 3月第2日曜日 |
XMで両建てするとスワップポイントの合計がマイナスになる
XMでは、片方がプラススワップでももう片方のマイナススワップの方が大きく設定されているため、両建てすると必ずスワップポイントがマイナスになってしまいます。
先程も説明しましたが、両建てがマイナススワップになる理由は、XMが他のFX業者と同じように政策金利(中央銀行が決める短期金利)に基づき独自にスワップポイントを設定しているからです。
また、XMと他のFX会社のスワップポイントの違いを利用して、業者間の両建てでプラススワップを獲得することを考える方もいるかもしれません。
ただし、XMだけでなくほとんどのFX業者もそうですが、業者間の両建ては禁止されています。
禁止事項に触れると、出金拒否や口座の永久凍結がされる可能性が高いので、やめた方がいいでしょう。
XMではスワップポイントのみの受け取りおよび出金は不可
XMでは、スワップポイントは保有しているポジションに反映されるのみで、ポジションを決済しない限りスワップポイントは受け取ることはできず、また出金することもできません。
なので、ポジションを決済後に初めてスワップポイントによる利益を受け取ることから、その時点で課税対象になります。
※保有しているポジションのスワップポンイトは、たとえ決済してなくても、含み損益と同じく有効証拠金の増減に関わってきます。
マイナススワップの場合は、蓄積しすぎると証拠金維持率を下回って想定外のロスカットになる可能性もありますので、中長期投資やスイングトレードの際はご注意ください。
XMの先物CFDと仮想通貨はスワップポイントが発生しない
XMの先物CFDと仮想通貨はスワップポイントが発生しません。そのため、スワップポイントを気にせず取引することができます。
スワップポイントが発生しない先物CFDは、コモディティ(商品)、エネルギー、一部の貴金属、一部の株式指数となります。
スワップポイントの付かない先物CFDと仮想通貨は、具体的には以下の通りです。
種類 | 銘柄 | 限月 |
コモディティ(商品) | COCOA(ココア)、COFFE(コーヒー)、CORN(トウモロコシ) COTTO(綿花)、HGCOP(銅)、SBEAN(大豆) SUGAR(砂糖)、WHEAT(小麦) | 限月あり |
エネルギー | BRENT(北海ブレント原油)、GSOIL(ロンドン軽油) NGAS(天然ガス)、OIL(WTI原油)、OILMn(WTI原油ミニ) | 限月あり |
貴金属 | PALL(パラジウム)、PLAT(プラチナ) | 限月あり |
株式指数 | EU50(EURO STOXX 50)、JP225(Nikkei )、US100(NASDAQ ) US30(Dow Jones)、US500(S&P 500)、USDX(US Dollar Index) など | 限月あり |
仮想通貨 | BTCUSD、ETHUSD、XRPUSD、SOLUSD、AAVEUSD、AXSUSD など | 限月なし |
先物CFDは未決済ポジションが強制的に決済される限月に注意しなければいけませんが、先物CFDと仮想通貨はスワップポイントを気にせず取引できるので、スイングや中長期トレードには好条件でしょう。
XMのスワップポイントが大きい通貨ペアは取引条件が悪い
USDTRY(米ドルトルコリラ)をはじめとするスワップポイントが大きい通貨ペアは、以下の3つの取引条件でスワップポイント狙いのトレードは難しいと言えます。
・スプレッドが広い
・レバレッジが制限される
・ボラティリティ(値動き)が激しい
スプレッドが広い
代表的な高金利通貨を1ロットで取引したときのスプレッドは以下の通り、ドル円の1.6pipsと比べてかなり広く設定されています。
通貨ペア | 平均スプレッド | 日本円換算 |
---|---|---|
USDTRY | 273pips | 21,324円 |
EURTRY | 252pips | 19,688円 |
USDMXN | 223pips | 15,837円 |
EURZAR | 300pips | 24,117円 |
また、例えば下記のUSDTRY(米ドルトルコリラ)とEURTRY(ユーロトルコリラ)のように、平均スプレッド以上に高くなっているということも少なくありません。
USDTRY→696.5pips
EURTRY→828.1pips
高金利通貨は流動性が低く政治的リスクの高い不安定な通貨であり、取り扱うのはFX業者にもリスクがあることから、このようにスプレッドが広く設定されています。
レバレッジが制限される
XMの最大レバレッジは1000倍ですが、USDTRY(米ドルトルコリラ)とEURTRY(ユーロトルコリラ)は最大レバレッジが100倍に制限されてしまいます。
全ての口座タイプに関わらず、最大レバレッジは100倍に制限されますよ。
レバレッジが制限される理由は、トルコ関連の通貨ペアの値動きが非常に大きく、トレーダーの損失も大きくなる傾向があるからです。
レバレッジ1000倍のときに1ロット取引するのに必要証拠金が1万円必要とすると、レバレッジ100倍では1ロット10万円が単純計算として必要になり、資金効率が悪くなってしまいます。
ボラティリティ(値動き)が大きい
高金利通貨はボラティリティが非常に大きい、つまり値動きが非常に大きいので、思惑と反対に動くと大きい損失が発生しますが
思惑通りに動くと大きな利益を得ることができます。
下の画像はUSDTRY(米ドルトルコリラ)のチャートですが、1時間で200pipsほど動いていることが分かります。
高金利は政治的・財政的リスクが高いことの裏返しでもあるため、このようにちょっとしたことで暴騰・暴落を繰り返すので、為替損によって積み上げたスワップポイントが一瞬にして吹き飛ぶことも十分あり得ます。
まとめますと、高金利通貨は
・スプレッドが広い
・レバレッジが制限される
・ボラティリティ(値動き)が大きい
ことから、スワップポイント狙いのトレードは難しいと言えます。
XMでは水曜日のロールオーバーは3倍のスワップポイントが発生
土日はFX市場が閉まっておりスワップポイントが付与されないため、水曜日から木曜日のロールオーバー時に土日分も合わせてスワップポイントが3倍になります。
ロールオーバーとは、営業日をまたぐ未決済ポジションに施される処理のことを言います。
その際に、手数料が発生しますが、詳細は下記の記事をご覧ください。
また、土日にポジションを保有しなくても、水曜日に初めてポジションを持って木曜日にまたぐと3倍のスワップポイントが発生するので、ご安心ください。
しかし、マイナススワップでも3倍になるので、ご注意ください。
年末年始などの世界的な祝日では、平日でもFX市場が閉まる日があります。
そのときは、水土日分だけでなく祝日分もスワップポイントが水曜日のロールオーバー時に一気に反映されるので、ご了承ください。
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XM(XMTrading)スワップポイントまとめ
今回は、XMでスワップポイントが両方マイナスになるケース、XMのスワップポイント一覧や確認方法、XMのスワップポイントの特徴について解説させていただきました。
・スワップポイントは各国の政策金利に基づいて決定される
・しかし、スワップポイントからFX業者の手数料が差し引かれている
・そのため、スワップポイントが両方マイナスになることがある
・XMのスワップポイントは魅力的なものが少ない
・高金利通貨はスワップポイントが大きいが取引条件が悪い
ということが、お分かりになっていただけたと思います。
XMはスワップポイント狙いのトレードは勧めておらず、純粋な為替差益を狙ったトレードを勧めているということですね。
どうしてもスワップポイントを狙っていきたい場合は、平均スプレッド1.6pipsのドル円をスワップポイント反映直前にロングで取引するというやり方が良いと思います。
ロングで10ロット取引すると、1日で7,200円ほど(水曜日から木曜日は3倍の21,600円ほど)のスワップポイントを得ることができます。
ただし、今後もドル円のスワップポイントが変わってくることや朝方のスプレッドの拡大にはご注意ください。(スワップポイント一覧を確認したい場合は、こちらより)
また、マイナススワップがうっとうしいと感じる方は、ドル円、ユーロドルやゴールドなどをスワップフリーで取引できるKIWAMI極口座をオススメです。
-
XMのKIWAMI極口座の業界最狭スプレッドやデメリットを徹底解説!
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